おおぴろがゆく

20代最後のおおぴろブログ。マセラティが乗れる大人になりたい。

「年収1000万円の人が、5年で現金3000万円をつくる方法」を読んだ

読んでみた。

2018/5/25に出版された本で、書かれている背景も今と一致していて読みやすかった。金利が安いとか少子化とかそのへん。意外とサクッと読めた。Kindleだと通勤・移動中に読んでそのまま家に帰って読み続けるとかができるので便利。

 

要点は3つなのかなと思った。

インカムゲインキャピタルゲインの二重取り

高所得者の節税効果

他人資本によるレバレッジ

 

不動産=家賃収入によるインカムゲインが重たるキャッシュポイントだと思っていたんだが、実は売却益によるキャピタルゲインも重要なキャッシュポイントだということがわかって、ちょっとハッとした。二重取りできる物件を狙うべきだ。そのためには都心の駅10分以内の物件をターゲットにしたほうがいいようだ。そして著者によると株より再現性の高い値動きをするらしい。リアルの世界の株師匠も言っていたが、お金持ちになるまでは集中投資が基本のようだ。一つの銘柄、不動産であれば同じ条件の物件に集中。そうすることで流れが見えてくるそうだ。

利回りがいい物件を沢山持てばいいんじゃないか、とスーパー素人目線で見ていたのだが、上記の3つを活かすことが不動産投資のみそであるよう。

節税効果は、自己資金のキャッシュアウトがない経費をつけることができる、っていう点がすごいっぽい。借りたお金で払っている建物代を経費として計上するため、わしのキャッシュは減っていない、でも税金は減りますよね、っていう理解。建物の値段に減価償却という形で経費計上するようだ。また、中古で買う場合は建物と土地の内訳をオーナー同意のもと調整することが可能なようで、建物の価値を多くして減価償却可能な金額を高めるという節税トリックがあるらしい。やりすぎたら怒られそうだけど。

まあ節税は課税所得が1000万ぐらいからあれみたいなことが書かれていた気がするので、わしにはまだもう少し先の話だ。

試しにワンルームマンション買ってみるかな、と昔検索していたことがあったが、やめたほうがいいようだ。そもそも赤字のキャッシュフローになることがほぼで、数十年払ってその後に資産になりますよ、というスキームで売ってくるが、そんな効率の悪い投資はない、と。

「借りたお金を使って、支払い金額より売上金額が上回るようなキャッシュフローが作れれば後はお金借りまくって買いまくるだけじゃね?」と思ったことがあるが、この考えは正しいようだ。(そりゃそうだけど)

 

ということは、23区内の都心徒歩10分圏内のマンションに投資し、家賃収入を得つ値段が上がれば売るという事を狙ったほうが良さそうだ。

もしくは自分が住みたい高級マンションを住宅ローンで買ってしまって、キャピタルゲインが得られるチャンスがあったらラッキーって売っちゃうのもありだと思った。住宅ローンの金利はすごく安いし。しかし実際は嫁、子供を巻き込んだ引っ越しというのは実際大変な気はしますよね。